screen gooに関するお客様からのご質問をまとめております。
FRONT SCREENに関するFAQ
Q1. どこにでも塗布することは可能ですか?
A1. ガラス、アクリル、PET材、鉄、アルミ、ステンレスなど塗料を吸い込まないものに関してはBASE CORTからそのまま塗布することが可能です。
木材、コンクリート、漆喰など塗料を吸い込むものはプライマーと言われる下地材(参考:右写真)を塗ってから塗布してください。
下地材はホームセンターなどでご購入できますが弊社又はgoo販売店様でもご購入が可能です。
ビニール、ポリプロピレンなどは塗料を弾くためそのまま塗布できませんので、同様に下地材を塗ってから塗布してください。
壁紙などが貼ってある場合は剥がして塗布していただくか、しっかりと下地材を塗布して壁紙に塗料が吸い込まないことを確認してから
screen gooを塗布してください。
塗布する盤面に継ぎ目などがある場合、盤面に穴等がある場合はパテなどで表面を整えてから塗布してください。
Q2. screen gooの原料は?ホルムアルデヒドやVOCは含まれていますか?
A2. screen gooの原料は水性ピュアアクリル材です。ホルムアルデヒド、VOCは一切含まれておりません。
毒性はありませんので通常のゴミとして処分することが可能です。(ただし、廃棄に関しては各自治体の指導に従って処理してください)
また、トレイやローラーを洗浄するときもそのまま下水に流していただいても問題はありません。
Q3. F☆☆☆☆(Fフォースター)には準拠していますか?
A3. F☆☆☆☆(Fフォースター)は、JIS工場で生産されるJIS製品に表示することが義務づけられている、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマークです。
screen gooの生産国はカナダですのでF☆☆☆☆(Fフォースター)には準拠いたしておりませんが、スクリーン・グーは非毒性として非常に厳しいガイドライン表示
ASTM (D-4236)をパスしており、さらに厳しいカリフォルニア・プロポジション 65ステートメントが免除されています。
VOCレベルに関しましては LEED Certificate Standards とSouth Coast Air Quality Management Department (California) Standards をパスしております。
ホルムアルデヒド・VOCを一切含んでおりませんので最終外壁材としてご使用いただいても問題はありません。
参考: ASTM (D-4236) とは?
APマーク(アメリカ/ASTM) 毒性なしのシンボル人体に無害で安全だと認めるマーク。
アメリカ合衆国のACMI(アメリカ画材・工芸材料協会)が行う、きびしい評価基準ASTMをクリアした画材、工芸材料だけに与えられる。
ASTMの発祥の地であるアメリカのメーカーはもちろん、海外に製品輸出を行っているヨーロッパ、ロシアや日本の画材メーカーも、このAPマークを取得していることが多い。
Q4. だれにでも簡単に塗布することはできますか?
A4. 付属の手順書を参考にしていただき塗布していただければどなたでも簡単に塗布することができます。
どうしてもご自身で塗布するのは不安と言う方は弊社又はgoo販売店様でも施工を承っております。(別途費用御見積)
塗り方マニュアルは本ホームページでも公開しております。>screen goo塗り方マニュアル(pdf)
Q5. screen gooと壁面にそのまま投影するでの違いは?
A5. screen gooは反射層(BASE CORT)と拡散層(TOP CORT)から映像投影用の塗装面を作り出します。
反射層できちんとした色彩を再現し、拡散層で映像の奥行感を再現しています。
通常の壁面塗料や壁面材などは白やグレーと表記されていても若干アイボリーや赤、青などの色が含まれている場合が多いので
色彩表現をきちんと再現することが出来ません。
また、拡散層がないためホットスポットが発生するものが多く、映像がベタッとした感じで投影され奥行感がありません。
Q6.. 塗装したscreen gooを剥がすことは可能ですか?
A6.. ガラスやアクリルなど表面がツルツルしている鏡面のものでしたら剥がすことは可能です。
完全乾燥した後に水をよく含ませた後、スクレーバーなどで角から剥がしていきます。
Q7... 傷をつけてしまいました。タッチアップは可能ですか?
A7... 小さな傷であればscreen goo表面(完全乾燥していることが条件です)を紙やすりで削り、修正分部にscreen gooのBASE
CORTから処理することで
タッチアップが出来ます。マジックインキなどで書いてしまった落書きも同様に処理することが可能です。
Q8... 「防炎マーク」は取れていますか?
A8... 「塗料」の分類なので防炎に該当する製品ではありません。よって、塗布する面の下地材に対しての防炎・非防炎が適用されます。
REAR SCREENに関するFAQ
Q1. 塗布の方法はどのようにするのですか?
A1. リアプリジェクションの塗り方はコンプレッサーガンスプレーで塗布をします。
ガン吹き塗装となりますので専門知識と専用工具が必要です。
塗布する面はガラス、アクリル、PETなど透明性の素材に塗布します。
塗布方法のポイントは下記の通りです。
1)塗料粘度が高いので水で希釈し、よく混ぜてください。蒸留水が理想です。(18〜20%)温度、湿度、気温で微調整してください)。
2)水で薄めても未だ粘度は高いのでスプレーガンのノズルは1.5〜1.8mmくらいが塗料の通りがよいです。漉し網を使うとゴミが取り除けます。
3)水平方向に噴き、それから垂直方向に噴くことを1工程とし、乾かし、全5工程が標準です。
4)工程ごとの乾燥時間は20から30分くらいです。
5)塗布前にスクリーン基板となるガラス(又はアクリル)を中性洗剤を混ぜた水で拭き脂分や汚れをよく落としてください。
(中性洗剤に界面活性効果があるので塗布面がアバタ状になりにくくなります)
Q2. 両面が使用できるとはどういうことですか?
A2. ガラスやアクリルなどに塗布する工程を増やすことでscreen gooの塗装面が厚くなります。
リアで使用するときよりも少し厚めに塗布することで反射と透過の比率が均等になるため両面で画像を映し出すことが可能です
(1台のプロジェクタで投影しますので片側の画像や文字は反転します)
Q3.. 塗装したscreen gooを剥がすことは可能ですか?
A3.. ガラスやアクリルなど表面がツルツルしている鏡面のものでしたら剥がすことは可能です。
完全乾燥した後に水をよく含ませた後、スクレーバーなどで角から剥がしていきます。
Q4.. リアスクリーンを塗った後の色は?また、コントラストを変更することは出来ますか?
A4.. screen gooのリアプロジェクション用はオフホワイトです。
塗布する盤面の色が透明でなくブラウン系のアクリル材などに塗布するとコントラストが上がります。
また、専用のBLACK塗料を混ぜることでハイコントラストにすることは出来ますが、攪拌など専門知識が必要ですので
その際はご相談ください。